今宵も話半分で…

愛機macbook whiteをDIY SSD化してHDD交換フージョンドライブにしたら体感5倍の快適さ

      2016/10/29

Photo:151213_macbookwhite By:sadama2

Photo:151213_macbookwhite By sadama2

まさらどなたの役に立つかはわかりませんが、
2010年製のmacbook white(ユニボディタイプの、あのmacbookの白いヤツですね)を
生まれ変わらせるのに成功しました。

いやあ、macって改造&DIYすると速くなるもんですね。

今回手を加えたのは、

  • 起動ディスクをSSDに。
  • SuperDriveを取り外して大容量HDDに。
  • SSDとHDDを自力でFusionDrive化
  • メモリを16GBに増設
  • ついでに「遊び」がなくなり、操作しづらかったトラックパッドを調整

結論から言うと、
よぼよぼのおじいちゃんみたいな使い心地だったmacが、
キビキビと見違えるように若返りました。

いや本当に使い心地の違いにびっくりしました。

macbookproが第6世代プロセッサSkylakeを搭載するまで、
もうひと踏ん張り現役で頑張れそうなくらいになりました。

チュートリアルサイトを参考にする

そもそもが古い256GBのHDDしか搭載されていないタイプで、
購入時のものをそのまま使っていたので、
それをSSDに換装し直せば、スピードアップが図れるのは
まちがいないところです。

ただひとつ問題は、
いままでmacを自分で改造しようなんて、1mmも思ったことがなかったこと。

1から調べるところからのスタートですが、
macの分解と言えばここ見ておけば間違いないというサイトが
iFixitです。

mac全般の分解工程などを詳しい画像入りで解説してくれています。
ありがたい。今回は非常にお世話になりました。

iFixitのHDD交換で参考になるページです。

なにをしなければいけないかは、画像を見ながら作業していけばなんとかなると
思いますが、
大切なことがひとつあります。

100円ショップのドライバーを使ってはいけない

macを分解するときに、工具は大事です。
安いからといって、100円ショップで売っている精密ドライバーを
買って最初はやろうと思いましたが、
これ絶対止めた方がいい(体験談)です。

ネジが回せないどころか、ネジ山をナメてしまって分解できなくなってしまいますから。

macを空ける時はプラスの精密ドライバー以外にも
トルクスドライバーという特殊なドライバーが必要になります。

今回はネットの評判も見つつ、種類も豊富な以下のような精密ドライバーセットを購入しました。

実際東急ハンズとかで、実際にどんなもんかとチェックしたりして
購入に踏み切ったのですが、ただそれでも作業しながらでないと気づかない失敗がありまして、

そこでさらに追加で購入したのがANEXの精密ドライバー#00です。

起動ディスクをSSDに

SSDにすることで間違いなくスピードアップが図れるので、慎重に選びたい所です。

SSD選びのポイントは、

  1. 故障しにくい
  2. 速度
  3. コストパフォーマンス

といったあたりに気をつけて選るとよいようです。

ネットの評判を見つつ、見繕ったのは以下のみっつのSSD。

Crucial

Samsung

どれも性能的には十分で問題ないようですが、
SSDは2年もすればへたってしまったりとか、壊れてしまうという話しも聞きましたが、
Samsung850PROはなんと安心の長期10年保証がついていたりします。

そんな先まで同じSSDを使っているとは思いませんが、
Samsung850EVOでも5年保証あって、これでも十分な期間かと思いました。

008_samsungSSD.JPG

ぼくはメーカーキャンペーン(2015年12月現在)も行われていたこともあってSAMSUNG製SSDを
購入してみました。

SuperDriveを取り外して大容量HDDを追加

そもそもいつからか内蔵SuperDriveが動かなくなっていたんですが、
原因もわからず取り出せないDVDをそのままにずっとしていました。

どうせmac-DIYに挑戦するなら、SuperDriveもなんとかしよう、
ということで辿り着いたのがSSD+HDDのFusionDriveです。

macのDIYに欠かせないのがmac専門店 秋葉館です。
mac本体はもちろん、各種パーツもそろっています。

そんな秋葉館で販売されているのがmacbay2です。

005_macbay2.JPG

macbay2はmacbookの光学ドライブスペースに2.5inchのHDDやSSDを換装することができるキットです。

光学ドライブスペースにHDD/SSDドライブの追加を可能にするマウンタと取り出した光学ドライブ用SATA-USB変換ケーブルのセットです。プラスチック素材の新規造形を採用し、前モデルに比べ軽量化されています。ディスクユーティリティ内にあるRAID機能もサポート(RAID 0/1)し、追加したHDD/SSD側からのOS起動も可能。

macbook white(MC516J/A)にも対応しています。

021_macbay2_02.JPG

持つとホント軽いです。十分な強度もあります。
同じような商品でOWCから出ているものもありますが、
(OWCは海外のmacパーツショップです)
違いは専用の工具キットがついているかどうかですね。

見た感じ、固定具合にmacbay2の方に分がありそうな気がしますが、
OWC自体もちゃんとしたお店なので問題ないかと思います。

今回のmac-DIYでつかった16GBメモリはOWCから海外通販しましたが、嬉しいことに問題なく動作してますから。
(海外通販について詳しくははじめての海外通販で困った配送方法の違いも参考にしてみてください)

しかし、ここでも問題が。

SuperDriveの故障はドライブ自体に問題があるのかと思っていましたが、
実際に分解してみるとそうではなくて、
SuperDriveと基盤をつないでいるSATAケーブルに問題があることがわかりまして。

さすがに古いmacbookのパーツなんで探すのに少々難儀しました。

最終的にはVintageComputerさんのサイトでまだ取り扱っていることを知り、
海外輸入することになりましたが。

SSDとHDDを一体化させてFusionDriveにする

大容量だけど速度の出ないHDDと、
高速だけど容量の少ないSSD
ひとつのドライブとして扱うことで、
両者のいいとこ取りをする、
それがFusionDriveです。

MacOSがMountainLion以上であれば自作が可能なようなので、
この際せっかくなので挑戦してみました。

まずは準備

  • TimeMachineでFusionDriveに再現したいドライブのバックアップをとる
  • USBメモリなどで、MountainLion以上のOSを搭載した起動ディスクを用意する

実践する

  • リカバリーモードで起動して、ターミナルを立ち上げます。
  • ターミナルを使ってHDDとSSDをひとつの論理ボリュームにまとめる
  • Mac OSを再度インストールする
  • TimeMachineを使って復元する

大きな作業の流れとしてはこんな感じです。
これでSSDのスピードとHDDの大容量をもった、だけどmacbook whiteの完成です。

メモリを16GBに増設

026_OWCmemory.JPG

macbook whiteの最大メモリ搭載数は、
当初、公称では4GB、その後のアップデートで、
なんと16GBまでの増設が可能になっています。

16GBのメモリを使用するには、

  • OS X 10.7.5以降
  • EFIブートROMのバージョンを最新に
  • SMCファームウェアのバージョンを最新に

しておく必要があります。
apple EFI,SMCアップデートから最新版をダウンロードしてインストールすれば
問題なしです。

ボクの「MacBook(13-inch,Mid2010) MacBook7.1」の機種の場合、

が最新になります。(2015年12月現在)

003_OWCmemory_package.JPG

macbook whiteユニボディ(MA516J/A)で使えるメモリの型式は
DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIMMというタイプのものです。

amazonや上記のVintageComputerからでも購入できますが、
今回はmacbook whiteとの互換性を売りにしていてレビューの評価もよい
OWCの8GB×2メモリにしました。

MacSales.comという海外通販サイトから購入するという、
自分的にはじめての試み。

海外からの輸送になりましたが、最近はかなり早く届くものなんですね。
10日もかからず、配送されてきました。
配送中のトラッキングを見るのも楽しく、待ち遠しい気分が盛り上がりますね。
(輸送方法などはじめての海外通販で困った配送方法の違いもどうぞ)

001_DHLpackage.JPG

メモリ自体の交換作業は、これもiFixitを参考に作業すれば、ものの10分もあればメモリ増設することができます。

なんと言っても、増設前が2GB、たった2GBのメモリなんで、
いきなりその8倍になったら、そら速さを実感できますね。

普通にインターネットしたりとかエディタ立ち上げて文章を書くくらいの作業なら
アクティビティモニタでチェックしても、
常時8GBくらいはメモリの空き容量がある感じです。

つまりは明らかなオーバースペック(笑)。

…それでも、まあいいんです。
メモリ自体もいまではそこまで高額でもないですし
(もうちょっと円高だったらよかったんですが)
メモリを食うようなアプリもちゃんと使いますんで。

トラックパッドを調整する

最後についでに調子の悪かったトラックパッドを直しました。

いつの間にか、クリックが反応しなくなっていてどうしたものかと思っていたのですが、
トラックパッドの「遊び」がなくなる、もしくはありすぎると反応が鈍くなる
ということを知りました。

強くクリックすれば反応するのですが、
何回も繰り返しているとこの強くクリックするのが地味に辛いんですよね

なので、この機会にトラックパッドの「遊び」部分も調整しました。

これで自分の押しやすいところにすることができたので、macを使う時の
スピードアップに役立ちました。地味ですけどね。

調整自体もsuperdriveを取り外したり、FusionDriveにしたりするのに比べたら、
いたってカンタンで、

  • Macを開いてバッテリーを取り外す
  • 取り外したバッテリーの裏にあるトラックパッドのネジを回して好みの押し加減に調整する

以上です。

バッテリーの取り外しは、これもiFixitのページを参考にさせてもらいました。

結論:macbook whiteもまだまだいける

今回は、SSD化/FusionDrive化/メモリ最大搭載といったmac-DIYを
同時に行ったので、どのDIYが一番効果的だったかはさておきですが、

とにかく…

びっくりするくらい快適な「macbookの白いヤツ」に生まれ変わりました。

まあ、最新のmacbookとかMBPを買ってしまえば、
そんな使い心地の快適さなんてすぐに実現できてしまうだろうし、
もっと性能よいのでしょうけど、
それでも今回のDIYでも、十分満足できる性能アップが達成できましたし、
普通にmacbookを購入していたら10万以上かかるものを、
その半額以下の値段で済ませれたことも大きいです。

なによりmacの内部構造だったり、海外から商品を輸入するだったり、
経験したことないことを経験できましたし、

macbookproが最新のプロセッサSkylakeを搭載したら、
買い替えも検討しようかと思いますが、
それまではバリバリ使えるmacbook whiteになりました。

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