ジャックス・フリーケア・プログラムに加入するなら気をつけたいこんなことあんなこと。

2017年5月13日

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レジットカードを利用していると、たくさんの「お得な情報」と銘打ったお知らせが届きます。

お知らせに書かれている内容って、一見するとどれもお得そう。
ポイントが貯まったり、旅行が安くできるようになったりなどなど。

よーく考えてみると、どのお得情報もクレジットカードの利用を促進するキャンペーンなんですよね。
企業活動なんで当たり前のことなんですが。

上手に使わないと、クレジット会社の思いのままなんてことになります。
でもね、だったら上手に使えっておいしいところだけいただけばいいんです。

ジャックス・フリーケア・プログラムもそんなお得情報のひとつでした。

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ジャックス・フリーケア・プログラムってナンダロウ?

まずは、このジャックス・フリーケア・プログラムについておさらいです。

届いた入会申込書の封筒に同封されている手紙がわかりやすいです。

交通事故などで5日以上入院された場合、入院一時金として30,000円をお受け取りいただける『無料プラン』に3年間御加入いただけます。

交通事故でケガをした場合に支払いをしてもらえる損害保険の一種ですね。特徴は3年間の期間が限定されている定期保険であることと、
保険料がタダの無料プランであるということですね。

保険料は弊社が負担いたしますので会員ご本人様の負担は一切ございません。

なんでタダなのかというと、クレジットカード会社自身が保険料の支払いを負担してくれるからです。
クレジットカード会社としては、こういった付帯サービスもあるからカードに加入してくださいという営業活動のひとつということですね。

さらにこの無料プランだけではありません。同封の手紙に追加情報があります。

さらに充実した保障をご希望の方には、月々わずか500円のご負担で、最高1億円の賠償責任危険補償(示談交渉サービス付き)と日額5,500円の入院補償も受けられる『追加補償プラン』をご用意いたしました。

追加補償プランの方は、交通事故以外にも補償範囲が広がります。
日常生活において、他人をケガさせたり、人のものに損害を与えたりするなどの損害賠償責任を負った場合の事故に対しての補償をしてくれる保険です。
自転車を運転していて歩行者にぶつかりケガを負わせてしまったとか、ペットが他人を噛んでケガさせてしまったとか、子供が誰かをケガさせてしまったとか、などです。

500円の支払いで、傷害に関しては本人のみ、個人賠償については家族や子供の賠償責任も補償してくれます。

クレジット会社による無料で加入できる保険

ちなみに、ジャックス・フリーケア・プログラムのような、クレジットカード会社による無料で入ることができる損害保険は、似たようなものがほかのクレジットカード会社にあります。

よくあるものとしてはこんなところです。

楽天カード フリーケア・プログラム
イオン フリーケア・プログラム
JCB フリーケア・プログラム
セゾン フリーケア・プログラム

複数枚のクレジットカードを利用している人なら、各クレジットカード会社からのお知らせが届いたことがあるのではないでしょうか。
ぼくは漢方スタイルクラブカードを日常的に利用しているので、ジャックスから届きました。

注目すべきは、各社で展開しているこの無料保険サービスの補償内容がほぼ一緒というところです。
それはなぜか?

答えは、これも同封の手紙に書いてあります。
こお無料保険サービスは、保険会社のチューリッヒが企業と提携してビジネスモデルとして展開している保険商品だからです。

チューリッヒ保険「フリーケア・プログラム」

チューリッヒ保険では、各企業と提携して、提携先の企業のお客(=つまりクレジットカードを使っているぼくら)に個人向け保険商品を展開するビジネスを行っています。

そのビジネスモデルのひとつが、無料保険を提供するフリーケア・プログラムのようです。

つまりこの無料保険のサービスを実際に行っているのは、チューリッヒ保険会社というひとつの会社です。
実際は同じ会社がやっていることなので、クレジットカード会社がちがっても補償内容が同じになっているということです。

チューリッヒ保険によると提携先の企業はクレジットカード会社だけでなく、銀行やインターネットサービスプロバイダ、ポイントカード会社などあるようです。
なので、そういった業態の会社からもフリーケア・プログラムやその他保険にまつわるサービスの案内が届いたりするのかもしれないですね。

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フリーケア・プログラムに加入したほうがいいのか?

こういった一見お得に見えるサービスは、ただお得なだけで終わらないというのが世の常です。
上手に考えてから決めないと、お得なつもりがトータルでみると損してしまうことになりかねません。

このフリーケア・プログラムについても同じです。
Google検索してみても加入する意味なしという記事が大半です。

その理由としては、加入するぼくらのメリットが少なく、その割にはデメリットが多いということが挙げられています。

メリットとしてはこんなところです。

・無料である
・3年経過後、勝手に追加補償プランになることはない

デメリットとしてはこんなところです。

・そもそも掛け金が無料になるくらい発生率が少ない保険である
・無料と引き換えに個人情報を保険会社に渡すので、DMや保険の勧誘を受ける可能性があり、面倒そう

いままで生きてきた時間を考えてみて普通に生活しているだけなら、必要なさそうな保険ではありますね。
発生率が極端に低いからこそ、掛け金を無料にしてもサービスとして提供できるわけではあります。

デメリットや考え方についてはこちらの記事を参考にさせてもらいました。
わかりやすくまとまっています。


で、このデメリットを受け入れたり、正確に把握しておけばリスクはないと思うので、
そのあたりを踏まえてフリーケア・プログラムのデメリットについて検証してみました。

デメリットを把握する

まずジャックス・フリーケア・プログラムのデメリットを正確に考えておく必要があります。

簡単に思いつくのは上記に挙げたデメリットでした。

そもそも掛け金が無料になるくらい発生率が少ない保険である

要は起こる可能性が極端に低い=活用する可能性がない保険であるわけです。

それを意味がないと見るか、保険てそういう万が一に備えるものじゃんと考えるかです。

ぼくの場合は、保険は起こりそうだから加入するのではなくて、万が一起きたときに困りそうだから入っておくという考え方です。
なので、発生率が少ないからといって入る必要がないとは考えません。
つまりデメリットにはなりません。

むしろ発生率が極めて少ない保険には、掛け金無料で保険をかけられるのはラッキーなんじゃないでしょうか。

デメリットは保険をかけることにあるのではなく、逆かもしれません。

万一交通事故にあったときに30,000円の補償では到底足りそうにありません。

そんなとき自分がどういった保険に加入しているのかわかっている必要があります。

自分が事故を起こした側なら自賠責保険があります。
じゃ、事故を起こされてケガをした側だったら、どんな保険を使えるのか?

実は交通事故などの事態が万一発生したときにも生命保険や医療保険が使えます。
そのときトータルでどれくらいの補償が受けられるかを考えておいた方がよいです。

そう考えると、3年間の期間限定ではありますが、無料で30,000円分の補償が追加されるのは逆にメリットに思えてきます。

無料と引き換えに個人情報を保険会社に渡すので、DMや保険の勧誘を受ける可能性があり、面倒そう

個人情報の扱いを慎重にしないといけないこの時代ですから、無料という情報に踊らされて、
保険会社にやすやすと提供するのもいかがなものかとは思います。

保険会社に個人情報を提供することで真っ先に考えられそうなことは、保険の勧誘です。

特にこのフリーケア・プログラムには、そもそも月々500円の掛け金が発生する「追加補償プラン」なるものをオススメされているので、その追加補償プランへの勧誘は間違いなくあるでしょう。

そのデメリットへ対策はひとつです。
追加補償プランには入らないと決めること

無料だから多少とも加入することに意味があるのであって、毎月の掛け金が発生するなら加入する魅力もなくなります。
だからなにがあっても追加補償プランには入らないと決めることで、デメリットはなくなります。

無意識に受けている影響も考える

一般的に言われているデメリットを乗り越える対策をした上で、もっと潜在的な問題に対しても対策します。

なんで保険会社が無料にしてまで保険加入を勧めてくるのでしょうか?

無料で加入の敷居を下げることによって、気軽な気持ちで最初の一歩を踏み出してしまうことになります。
つまりこの時点で「最初に保険加入をオーケーした自分」なるものを、自分の中に作り出してしまうことになるんですね。

これが後々の保険加入につながる可能性があります。

聞いたことあるかもしれませんが、これが心理学的によく言われるフット・イン・ザ・ドアと言われるものです。

1度でも相手の求めることをOKすることで、その後の要求をOKする確率が高くなるんですね。

なので、最初は簡単のお願いをしておいて、その後難しいお願いをするとOKされる可能性が増えるわけです。

無料の保険とはいえ、最初に加入してもらうことで、その後の、たとえば掛け金が必要な保険に加入してもらえる可能性が高くなるわけです。

なんでそうなるのか?

人はいったん決めたことを、自分で否定することが苦手らしいです。これを認知的不協和を嫌うとか言います。

例えば、今回のように一度でも「チューリッヒの保険商品に加入した自分」を作ったとすると、自分で選んだ保険なのでそれがダメな保険と思いたくないわけです。同様にその保険を販売している保険会社もダメと思いたくない。ダメの烙印を押してしまったら、そのダメな保険会社を選んだ自分がダメっていうことになってしまうから。

だから「ダメじゃない保険会社であるチューリッヒ保険」というのが自分の中で出来上がるわけですね。
(実際にダメかどうかは関係ないです)

自分の中でそういった考えが自然に生まれてしまうために、その後のチューリッヒ保険からのお願いをOKしてしまう可能性が高くなるというわけです。

そうなってしまう可能性が高いことを事前に意識していれば、この先あるであろう「追加補償プラン」のお誘いにホイホイ乗らずにすみそうです。

ジャックス・フリーケア・プログラムのおいしいところだけいただこう

追加補償プランに決して入らないように気をつけて、無料プランの交通事故による補償だけ受けることに決めてしまえば、ジャックス・フリーケア・プログラムの利用は有効そうです。

3年間保険を使うことなく過ごせれば、それが一番であることに間違いありません。

今回ジャックス・フリーケア・プログラムについて考えてみることで、
保険に対しての考え方をどう考えている、それがやっぱり大事だなあと感じました。

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