驚異の17歳 卓球・平野美宇の躍進を引き起こした一冊

2017年5月21日

アイキャッチ
知ってますか?世界卓球が5/29からはじまります。
大注目は中国メディアからハリケーン平野のニックネームをつけられた、躍進著しい平野美宇選手。
最新号のTVBROS.の表紙も飾っていました。

メダルを獲得したリオオリンピックでは石川佳純選手、福原愛選手、そして同世代の伊藤美誠選手の正代表3人を支えるリザーブ選手として参加した彼女でしたが、そのリオオリンピック以降の活躍はどの選手よりも輝いています。

「五輪での悔しい思いが…」と言われることも多いですが、平野選手の躍進の陰にはある一冊の本、そしてひとつの言葉の存在があったようです。
その本とは…?

記事中アイコン

五輪以降の躍進

卓球がこれほど脚光を浴びているのって、はじめてと言われるくらいだそうですが、そこには選手たちの活躍があるからです。
その中でも一番といっていいほど活躍しているのが平野美宇選手。

2016年10月のフィラデルフィアで開催された女子ワールドカップで、日本人として初優勝、高いとしても史上最年少優勝を果たすと、2017年年始の全日本選手権では、これまた史上最年少で決勝に進出。決勝では大会3連覇中の日本のエース石川佳純選手を倒して初の日本一に。しかも29年ぶりに史上最年少記録を更新するおまけ付き。

まだまだ続きます。

2017年4月に中国で行われたアジア選手権。卓球といえば中国と誰もが思うくらい、中国勢の実力は折り紙つき。
このアジア選手権にも、世界ランク1位の丁寧選手を筆頭に中国トップ3のそろい踏み。

そこに平野美宇選手。準々決勝であたった丁寧選手を皮切りに、準決勝、決勝と、その中国トップ3をバッタバッタとなぎ倒し、見事優勝。長らく中国選手が独占していたタイトルを日本人として21年ぶりとなる優勝を飾りました。

特に世界ランク1位の丁寧戦は、ゲームスコア0-2と追い込まれた状況からの大逆転勝ち。そこからの3連勝に中国メディアは「ハリケーン平野が卓球界に衝撃を与えた」と報道。

リオオリンピックで試合に出場することができなかったところから、たった2年で卓球界に衝撃を与えるほどの大躍進を見せました。

記事中アイコン

技術の進化だけではない心の進化

平野美宇選手躍進の理由はもちろん、実力がついたこと。

速い打点から繰り出すフォアハンドの連続強打と、たとえ左右に振られても体の軸がぶれない素早い反応、そして磨きのかかった鋭いバックハンドなどで相手を翻弄
LOVE卓球|TVBROS5.20-6.2

新コーチ中澤鋭コーチの元、体幹の強化とパワーの威力をを効率的にボールに伝える体の使い方を習得したそうです。

もともと安定したラリーを続け、相手のミスを誘う手堅い戦略をプレースタイルにしていた平野選手。
しかし、それでは格下の選手には勝てても、格上の選手には難しく、
そこで攻撃型のプレースタイルに切り替えてきたそうです。

その結果が、今回の躍進です。

そして、そんな技術改革だけではありません。
平野選手がそうやって思い切ったプレースタイルの変更を助け、ハリケーン平野とまで言われるようになったのは一冊の本当の出会いがありました。

それが、『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』。

リオオリンピック代表選考後、同級生の伊藤美誠との差を感じざるえなかった平野美宇選手。

小さい頃から切磋琢磨してきた美誠ちゃんと大きな差がついてしまって、周りからも「差がついちゃったね」と言われたりして、もうどうでもいいやという気持ちになった
LOVE卓球|TVBROS5.20-6.2

そんな風に思ってしまうこともあったそうです。さらにその悔しさにも麻痺してしまっていつか悔しくなくなっていた自分に気づき、そのことが一番悔しかったとも。

そんなときに、小さな頃から卓球のコーチでもあったお母さんはいろいろなものを平野選手に送ります。
その中にあった松岡修造。

記事中アイコン

ただのポジティブではない松岡修造

ポジティブでただがむしゃらに熱い、そして晴れを呼ぶ男としてのイメージがすっかり定着している松岡修造さんですが、しかし本当は心が弱くて消極的な人物という一面もあります。

そんな松岡修造さんが、後悔しないで自分自身として生きるために、自分を鼓舞するための言葉を綴ったのが、この『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』です。

平野美宇を躍進させた松岡修造の言葉とは?

平野美宇選手の心に刺さった言葉、それが…

二重人格は素敵だ
消極的な自分を打ち消すのはもう1人の自分
松岡修造の人生を強く生きる83の言葉

です。

全日本選手権のあとで、「スポーツ選手なんで、好感度なんて気にしない」なんて発言をしだした平野選手。
以前は、周囲からの目だったり、どう見られているかを気にしている部分が多くあったようです。

そんな人からの評価を気にしなくなったことがプレースタイルにも表れていますね。

周囲からの期待はどんどん高まってきていますが、本人は「中国からライバルと見られるのはうれしい。また勝てばいいこと」とコメントしたりしています。

強気な発言で相手を煽っているようにも見えますが、周囲の目を気にせず、自分のできるプレー、自分のプレースタイルを貫いていこうと言っているようにも聞こえます。

5/29から開催の世界卓球でも、さらなる躍進を見せて欲しいと思います。

記事中アイコン

松岡修造のほかの言葉

『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』にはほかにも、ぼくらのモチベーションを上げてくれるようないろいろな言葉が載っています。

がんばれ!ではなく、がんばっているね
人は応援されるよりも認められるのを望んでいる
松岡修造の人生を強く生きる83の言葉
夢をつかみたいなら、今日から君はタートルだ
ゴールだけを見てベストを尽くそう
松岡修造の人生を強く生きる83の言葉
今日からお前は富士山だ
富士山の美しさと険しさがモチベーションを高めてくれる
松岡修造の人生を強く生きる83の言葉

ピンとくる言葉はひとそれぞれ。
平野美宇選手みたいに、あなたを大躍進させてくれる言葉は見つかるかもしれませんね。

LOVE卓球!卓球っておもしろい

最近の卓球の試合をテレビで見ると、むかし見た映画と漫画を思い出します。
もちろんそれは松本大洋の『ピンポン』。

映像化された時は、卓球のプレーをキャプテン翼みたいに大げさに誇張しているとしか思えなかったですが、
今見ると卓球のプレーって本当に『ピンポン』みたいに見えますね。

飛んだり跳ねたり、強打したり、時間が遅くなったり早くなったり。
これが卓球の魅力なんだなと思いました。

周りの評価を気にしないで、自分の課題だけに取り組むというのは、やっぱりアドラー心理学に通じるものがありますね。
スポーツが人間形成につながるのって、最終的には、そういった自分の課題と他人の課題が別のものであることを身をもって体験できる環境がスポーツにはあることと、自分でそれに気づくことができるからなんでしょうね。

スポーツ選手がオススメする本をまとめた記事もよかったら読んでください。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

PAGE TOP