球春到来!!ビデオ判定なんて目じゃない。AI野球解説ZUNOさんはプロ野球を解剖できるのか!?

2017年4月7日

Photo:Baseball By:T.H. Images

Photo:Baseball By T.H. Images

WBCの余韻醒めやらぬうちの、センバツ高校野球からの、プロ野球2017開幕が近づいてきました。

いまからワクワクそわそわが止まらないです。

シーズン開幕前の順位予想は、解説者の腕の見せ所(?)だったりしますが、
今年はそんな解説者たちに一石を投じるAI解説が現れました。

それがZUNOさん!!

スポンサードリンク

ZUNOさんとは何者ナンダロウ?

ZUNOさんは、データテクノロジーを利用して新たに開発した、スポーツ解説システム。
まずは「プロ野球」をデータテクノロジーでひも解くことに挑戦します。

「データテクノロジーで、新しい野球解説に挑戦する」をコンセプトに開発された人工知能、
それがZUNOさんです。

ZUNOさんができるスゴイこと「配給予測」

囲碁や将棋の世界では、AIが人間に勝ってしまっています。
そのAIが使っている技術「ディープラーニング」を応用して、
プロ野球のデータを学習させたそうです。

そのデータ量は、なんと3,281,227球分

すごい球数です。

一球一球のカウント状況、出塁状況、バッターの左右、ピッチャーの左右、点差、コースなどなど、
2004年から記録されている40以上の指標を学習することで、
キャッチャーの配球を予測。

そこからチームの勝敗、シーズンでの順位を予測することができるようです。

300万球を超えるデータをもとにして、人間の解説者では見つけることができなかった、
選手の傾向や試合状況に応じたピッチングなどの解析もできます。

ZUNOさんができるスゴイこと「データから新しい事実を発見」

あらゆるビッグデータを解析することで、いままで見つけられなかった選手の傾向・能力を発見することができるようです。

例に上がっていたのは日本ハムファイターズの大谷翔平選手。
満塁の時に三振率が上がるなんてのは意外と普通でしたが、
ピッチャーとして登板した日が三日月だった場合、
バッターに対して四球を与える確率が平均の1/3になる
なんていうデータが発見されたそうです。

どうやらZUNOさんには、天気や気温なんかのビッグデータとも連動させて、解析する能力があるようですね。

三日月の日に大谷が何回登板したかはわからないので、偶然制球がよかったってこともありそうですが、
とにかく膨大なデータから新しい発見を生み出せる、
それがZUNOさんです。

ZUNOさんができるスゴイこと「順位予想」

セイバーメトリクスではおなじみのピタゴリアン勝率とZUNOさんのディープラーニングを組み合わせて、
シーズンの順位予想もできるようです。

各チームのバッターの直近数年分の成績と、そのそれぞれシーズンの総得点の関係を過去10年分学習したものと、
同じようにピッチャーも、その成績と総失点の関係を学習したデータをベースに、
2017年の順位予想を行ったようです。

気になる順位予想の結果は、、、
パ・リーグ
1位 北海道日本ハムファイターズ
2位 福岡ソフトバンクホークス
3位 埼玉西武ライオンズ
4位 オリックス・バファローズ
5位 千葉ロッテマリーンズ
6位 東北楽天ゴールデンイーグルス

セ・リーグ
1位 読売ジャイアンツ
2位 横浜DeNAベイスターズ
3位 広島東洋カープ
4位 東京ヤクルトスワローズ
5位 中日ドラゴンズ
6位 阪神タイガーズ

阪神ファンとしては、なんとも見過ごせない順位予想をZUNOさんがしてくれました。
なんてことでしょう…

ZUNOさんが間違ってくれることを祈るのみです…

ZUNOさんプロフィール

ZUNOさんの公式プロフィールを見ると、

野球好きが高じて、公式記録以外の野球に関わるデータも熱心にインプットしている。

とのことですから、これからもどんどんデータ量を増やして、
人間では気づかない、おもしろい発見をしてくれそうですね。

そんなZUNOさんの特番はNHK BS1で3/29 18:45~放送されるそうです。

番宣でもなんでもないですけど、野球好きとしてはちょっと見てみたいです。

ビッグデータ・ベースボール

ZUNOさんが大量のデータを用いてプロ野球を解剖したように、
MLBでもデータを分析して、大躍進を遂げたチームがあります。

それが、20年連続負け越し続けた弱小球団ピッツバーグ・パイレーツです。

20年連続負け越しはアメリカのプロスポーツ(MLB・アメフト・ホッケー…)の中で
最長となる不名誉な記録だったんですね。

その弱小球団パイレーツが、
ビッグデータに基づいた3つの戦略極端な守備シフト・ピッチフレーミング・ゴロを打たせるピッチング
20年ぶりにプレーオフに進出する姿を描いたのがビッグデータ・ベースボール
です。

ブラッド・ピット主演で映画にもなったマネー・ボールの戦略を
さらに進化させ、現代版にしたのがビッグデータ・ベースボールです。

WBCでも日本を破り、ついに念願のチャンピオンに輝いたMLB。

アメリカの野球はおおざっぱなパワーベースボールに見えますけど、
それだけじゃないんですね。

ちみつなデータ野球に取り組んでいる、最先端の野球でもあったんです。

そんなアメリカ野球に追い付け追い越せの日本野球に、
ZUNOさんの知能が活かされる日が来ることを期待したいです。

スポンサードリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

PAGE TOP