なでしこJAPAN佐々木監督が語る「知好楽」はすべてに通ず

2016年11月6日

Photo:R0034093 By:urasimaru

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子ワールドカップ決勝戦は、なでしこジャパン残念でした。

それでも準優勝の成績は立派です。

そんななでしこジャパンを率いる佐々木監督が
試合前にインタビューを受けた番組で「知好楽」というコトバを
紹介していました。

「知好楽」という言葉に含まれた意味の中に、
準優勝につながる秘訣がありました。

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論語の教え

知好楽とは、

これを知る者は、これを好む者に如かず、
これを好む者は、これを楽しむ者に如かず
孔子「論語」

という論語にある一節をひと言で言い表したものです。

ただ知っているだけの人は、好きで挑戦している人には適わないし、

ただ好きなだけの人は、楽しんでやっている人には適わないという考え方ですね。

なでしこジャパンの試合前の練習風景などを見ると
笑顔が多くて、大舞台を前にした時でもみんな楽しんでやっているような取材映像が
本当たくさんあります。

佐々木監督は選手とのコミュニケーションや対話を重視する監督のようですが、
「知好楽」といったモノの考え方もチーム内に浸透させているのがわかりますね。

イチローやカリスマ経営者も好んだ言葉

メジャーリーガーのイチローが、数々の偉業を達成しているのは周知の事実かと思いますが、
そのイチローがかつてこんなことを言ったことがあるそうです。

モチベーションは、野球が好きだということです
イチロー

幼い頃から、野球が人生のほとんどを占めるような生き方をしているにもかかわらず、
まだ好きだと言えること。
まさに「知好楽」を実践しているのではないでしょうか。

そしてもう1人、京セラの創業者で、かつてJALを見事に立て直した稲盛和夫さんも、
このようなことを言っていたそうです。

会社を好きになったこと、仕事を好きになったこと、
そのことによって今日の私がある
稲盛和夫

まさに知好楽をそのまま言い表したような言葉です。

稲盛さんが新卒で入社した会社が倒産寸前、給料も未払いになることがあるような会社だったようです。

それでもその会社にとどまり、気持ちを切り換えて研究に没頭するようになると
徐々に上司に認められて仕事がおもしろくなり、それがスタートになって
後の活躍につながっていったようです。

どんな仕事でも気持ちの持ち方のひとつで、スタートが切り拓かれる一例ではないでしょうか。

自分だけで完結できる考え方

この知好楽」の考え方を持って物事に取り組むことが大事なんですよ
と論語の中で孔子は言っているわけです。

この考え方のすごいところを私はこう思います。

すべて自分の中で完結している

知ることも、好きと思うことも、楽しむことも、
みんな自分がどう感じるかの問題であって、
周りの世界がどうなのかってことに一切触れていない。

それはつまり、

周りの人がどんなに意味がないと興味をもっていなくても、
自分が知りたいと思うことがまず大切で、
周りの人がどんなに嫌いなものであっても
自分が好きであることがさらに大切で、
周りの人がつまらないなと思っていたとしても、
自分が楽しんでいることができれば、それが一番よい
ということなんじゃないでしょうか。

周囲のことなんて関係なくて、
自分がどう思っているかが大切なことなんです。

身の回りの環境がよくないから仕事がつまらない。

上司がバカだから自分が仕事が好きになれない。

だから人生が楽しくない。

いえいえ、そうじゃないんだよと、自分がどう思うかがすべてなんだよ。

自分がどう思うかがすべてなんだったら、好きになった方がいいじゃん、

楽しんだ方がいいじゃん。

楽しんだら、それはもう勝ちじゃん

そんな風に孔子が思ったかどうかはまったく定かではありませんが、
無邪気に楽しんで「知好楽」の言葉を解釈してみました。

佐々木監督は他にも「歩歩是道場」「結果自然成」という言葉を好んでいるようですね。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。
きょうはこんなところで試合終了。

佐々木監督の著作はこちらです

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